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ARTSCAPE ROPPONGI
building on border of metropolis
Architect
CUPは東京港区六本木にある雑居ビルARTSCAPE ROPPONGIの改修を行い、既存建築の再構築を行いました。
敷地は複合商業ビルが並ぶスケールの大きな街区と小さな個人商店が並ぶスケールの小さい街区の境界に位置します。ファッションや飲食などの商業と住居が混在するエリアにあり、既存建物においても商業と住居が混在した、都市の複雑性を内包する建築でした。
近年では隣地施設の再開発よって、周辺の都市動線の変化、環境の整備が実施されたことで、近隣建築の価値を再構築する必要性が生まれました。我々はこのような都市の対称性、敷地の固有性、建築の混在性を最大限に利用し、周辺に対して多様な表情を作り出すことで、既存建築の再生を試みました。
中規模の既存建築を、より小さいスケールに分解し、周辺環境を利用した素材と形態に編集することで、新たな関係性を作り出しています。混在した要素をそれぞれに独立させ、特徴付けることで、異なる要素同士の価値を相乗的に上げることを目指しました。
Client: Penbroke
Program: Tenant Building
Status: Completed
Location: Roppongi, Minato, Tokyo
Date: 2018
Area: 1,000 m²
Architect: CUP inc. / Open A
Construction: Design Art Center
Photo: CUP
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